Tetra's Everlasting Typing Road A

タイピングについてあれこれと、不定期更新です

2023年タイピング総括

今年は Typing (is) Nonsense を頑張った 1 年でした。今年も記録のまとめを。

<自己ベストの整理>

タイプウェル国語R
総合 1141029 ZI => 1143039 ZI
常用 25.595 ZH => 24.590 ZH
カタ 29.526 ZJ => 更新なし
漢字 29.061 ZJ => 更新なし
慣こ 29.194 ZJ => 更新なし

タイプウェル国語K
総合 1131766 ZJ => 更新なし
常用 26.228 ZI => 更新なし
カタ 32.405 XS => 更新なし
漢字 30.936 XX => 更新なし
慣こ 32.437 XS => 更新なし

タイプウェル英単語
総合 1139117 ZJ => 1141510 ZI
常用 28.676 ZH => 更新なし
A-F 34.455 XX => 32.644 ZJ
G-P 34.214 XX => 33.632 ZJ
Q-Z 34.862 XX => 更新なし

タイプウェルオリジナル
総合 1130154 ZJ => 1144032 ZI
のみ 29.058 XA => 更新なし
混在 33.179 XS => 32.302 XX
すべ 39.197 ZH => 34.820 ZC
数字 22.431 ZH => 20.746 ZF

e-typing
腕試しR 657 pt => 672 pt
腕試しK 390 pt => 更新なし
腕試しE 647 pt => 更新なし

Weather Typing
ローマ字 90426 pt => 93764 pt
かな 82424 pt => 更新なし

Typing (is) Nonsense
87.608 => 69.552

 

<感想>

Typing (is) Nonsense ばかり打っていたと思っていたのですが、振り返ってみればローマ字も結構更新してた!
タイプウェルに関しては R・E・O で ZI 達成、かな入力を頑張れば All ZI を目指せそう。でもつい最近打ってみたのですが、かなり遅くなってました。狙うならリハビリにも時間がかかりそう。
Vtuber としての活動を始めたのですが、多忙すぎて配信をできてない状態。最後に配信したのいつだ……、あまり離れすぎないようにしたい。

皆様のおかげで、今年も一年間楽しく過ごすことができました。本当に感謝しています!
それでは、よいお年を!!!

Typing (is) Nonsense を頑張った話

タイパーアドカレ2023が盛り上がっていて、1枠では収まらずにまさかの2枠目が!!
タイパー Advent Calendar 2023(1枠目)
タイパー Advent Calendar 2023(2枠目)


2枠目はまだ余裕がありそうだったので、自分も何か書こうと思い Typing (is) Nonsense についてゆるく書くことにしました。


ででん!!!

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2023/10/22 60 秒台に突入!!
公式ランキングでは 5 人目!!


かなり感動しました。ずっと頑張ってきたので、結果として残ると嬉しいですね。



< 達成までの話 >

自分は GANGAS 閉鎖前からすべキーは打っていて、その時は最終は 39.197 秒(ZH)の記録でした。当時の自分としては、まだ伸びしろあるしもっと更新したかったのですが、諸事情でやめてしまいました(長くなるので割愛)。

GANGAS が閉鎖されてすべキーの文明も消滅しそうでしたが、オールラウンダー 1 位のテルさんが進化(鬼畜化?)したゲームである Typing (is) Nonsense を開発。かなり嬉しかったです。自分の中ではすべキーの記録は納得していなかったので、このような形で再び競える場所を作っていただいて感謝しています。

自分がしっかり打ち込み始めたのはちょうど 1 年前くらいの 2022 年末あたりからです。ブランクはありましたが、1 週間くらいで 87.608 秒まで縮めて年を越しました。1 か月後には 79.907 秒を記録しました。

ここから地獄の始まり……長い長い 70 秒台の道のり……




60 秒台を出すのにまさか 9 か月もかかるとは思ってなかったです。モチベの波はあったとはいえ、それなりに継続的には打っていたはずなんですが……
練習の仕方に工夫をすればもっと時間を短縮できたのかもしれません。自分の練習法は非常にシンプルで、「脱力と正確性を意識して、しっかりと認識してから打つ」というのを意識してひたすら練習量を積む。本当にこれだけです。なので自分が言えることといえば、練習量は大事、ということくらいでして……成長の秘訣みたいなのを期待してこの記事を読んでくださった皆様には申し訳ないです。でもこういう競技では練習量は実際に大事だと思います。

次は 50 秒台を……と言いたいところではあるのですが、さすがに現実的と思えなくて今のところ挑戦する気はないです。気が向いたら頑張ってみますが、一生到達できないかも。



< Typing (is) Nonsense の自分の攻略法>

先に書いた通り、特別なことはしていません。
・安定性を大事にするスタイルです。認識しづらい文字列は無理に打たずに減速して丁寧に処理します。適当に打鍵した結果、自分が正しく打てたかどうかの確認に脳のリソースを割く余裕はありません。
・かすりミスは許容しています。それでも 50 ミス制限に引っかかることはないので全く気にならないです。ミス数の心配に脳のリソースを割く余裕はありません。
・認識法については言葉での説明が難しく、そもそも自分でどういう認識をしてるのか把握してません。なんとなくですが、できるだけ文字列を図形として認識している気がします(エー・ビー・シー・ディーというように読まない)。ただしアルファベットが続くときは読むこともある気がします。
・左シフト固定です。シフトは各自のやりやすいように打つとよいと思います。
・基本的にキーごとに指が決まっています。シフトの関係で 1qaz は小指だったり薬指だったり。



タイプウェルオリジナルに戻ってみた話 >

すべキーは 8 月に最終更新しています。

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Typing (is) Nonsense による地力の上昇のおかげですね。5 秒ほど更新できました。すべキーは完全ランダムなように見せかけて明らかに頻出文字列があり、それが時間帯によって異なります。なので同じ時間に打てば打つほどワード慣れで速くなります。ただし今回はあまり打ち込んでいなくて、多少のワード慣れはあるかもしれませんがほぼ地力で出した記録です。良き良き。

余談ですが、昔に 13 時台のワードを気に入ってワード収集をして練習したのですが、変な癖がついてしまい、その時間のすべキーは全く打てなくなりました。認識が先走りすぎて打鍵とバランスが取れなくなったためです。ワード慣れを活かすにはかなりの技量が必要であることは間違いないと思われ、少なくとも自分はワード慣れのスタイルは不向きであったため地力で頑張るしかできませんでした。



< 最後に >

最近は若年層を中心に急速に成長しているタイパーが多いです。自分がタイピング歴 10 年で到達した速度をたった数年で追い越されています、恐るべし。でもでも、マイナー競技かもしれないけれど、オールラウンダーとしてはまだ上位でいたい、そういう気持ちがあって意地になって 1 年間頑張ってみました。
Typing (is) Nonsense は最初の練習がかなり大変なのですが、慣れてくると楽しいゲームだと思います。ぜひぜひプレイしてみてください!!




おまけ 1:Typing (is) Nonsense の動画

youtu.be

おまけ 2:ノーミス記録:闇のゲーム

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2022年タイピング総括

最近寒い……いよいよ今年ももう終わりですね。今年も記録のまとめを。(あと10日くらいあるので更新したら書き換えます)

<自己ベストの整理>

タイプウェル国語R
総合 1140807 ZI => 1141029 ZI
常用 25.706 ZH => 25.595 ZH
カタ 29.526 ZJ => 更新なし
漢字 29.061 ZJ => 更新なし
慣こ 29.194 ZJ => 更新なし

タイプウェル国語K
総合 1104172 XA => 1131766 ZJ
常用 31.345 XX => 26.228 ZI
カタ 40.987 XD => 32.405 XS
漢字 36.862 XB => 30.936 XX
慣こ 35.289 XA => 32.437 XS

タイプウェル英単語
総合 1133213 ZJ => 1139117 ZJ
常用 31.628 ZI => 28.676 ZH
A-F 34.455 XX => 更新なし
G-P 34.214 XX => 更新なし
Q-Z 34.862 XX => 更新なし

タイプウェルオリジナル
総合 1130154 ZJ => 更新なし
のみ 29.058 XA => 更新なし
混在 33.179 XS => 更新なし
すべ 39.197 ZH => 更新なし
数字 22.431 ZH => 更新なし

e-typing
腕試しR 657 pt => 更新なし
腕試しK 333 pt => 390 pt
腕試しE 647 pt => 更新なし

Weather Typing
ローマ字 87858 pt => 90426 pt
かな 55405 pt => 82424 pt

Typing (is) Nonsense
--- => 87.608

 

<感想>
!!! All Z Level 達成 !!!
かな入力速くなった。ローマ字サボッタ。

2022年のタイピングの目標

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さてさて、早速ですが2022年のタイピングの目標です。

 

<2022年のタイピングの目標>

e-typing ローマ字 700pt 超

実は昨年1年間、自己ベストを更新することなく終わりました。自己ベストは 657pt です。自分のタイプウェルと比較すればだいぶ弱いですね…。正直自分もこれが限界だとは思っていません。700pt 、厳しい道のりになりそうですが頑張ります! 

 

・打倒、ライバル!(TOD・Warriors of Typing)

ガチの真剣勝負、勝って嬉しい、負けて悔しい、そんな対戦。昨年からタイパーさんと対戦する機会が増えました。その中で自分より速いタイパーさんにたくさん出会いました。遥かに速い方もいらっしゃいますが、中にはあと1段階・2段階と自分が鍛えれば互角に戦えそうな方も。鍛えます、そして勝ちます!!

 

・All Z level 達成(=国語K総合ZJ)

タイピングを始めた時から夢見ている目標、8年半たった今も達成されていない。でも近づいてきてはいます。国語R、英単語、オリジナルについてはすでに総合ZJ達成済。残る国語Kは昨年大きく伸ばすことに成功し、総合XAになりました。一歩ずつですがしっかりと進んでいます。今年こそ達成したいですね。

 

・TypeRacer 頑張る

昨年はあまり手を付けなかった英語タイピング。昨年末に少しTypeRacerを触ったらおもしろかった。今までの自分は、かすりミスを割としてたけど減速しないからという理由で放置していました。それをつぶしにかかってくるTypeRacer、恐ろしい。でもだんだんと慣れてきて安定してきました。まずはタイプウェルの速度を、そして最終的にはタイプウェルの速度を超えたい。まだ触り始めたところなので具体的な数値の目標はないですが頑張りたいところです。

 

・タイピングの配信をしよう

昨年手元動画をとるためにカメラを買ったのに、とるのが面倒でつかってなーい。使いましょう、手元動画とりましょう!配信もしちゃいましょう。

これに関しては4月に引っ越してからを考えています。今配信環境整えても壊れちゃうんで…。配信については経験が全くなく、右も左もわかりませんが頑張ってみます。困ったら助けていただけますと幸いです。

 

・何か新しいことをしよう

何一つ具体性がない目標ですが、何か出来たらなーと(???)

 

 

以上、自分が今考えてる目標です。多い気がしてておそらく全部は無理でしょうが、一つ一つ頑張りますよ!!

皆様(&自分)、今年も良い1年でありますように~

 

 

<おまけ>

ここからは目標というよりは、目標を達成するためにどういったことを考えてるか、つまり自分の抱えているタイピングの課題についてです。おまけのほうが長いが笑

 

・認識力の向上

まず一つ目はこれです。対戦をしていて感じていることなのですが、タイプウェルや Weather Typing の自己ベストと比較して、自分の TOD や Weather Typing の対戦は弱いです。

もちろんゲームに慣れてない、というのも一因になっていると思います。タイプウェルと比較すれば全然打ち込みが足りていないので。でも、それ以外の原因があると考えています。それが認識力です。タイピング中に単語や文章が読めないことがどれほど多いことか、一人でタイピングしてるときには Esc 押して逃げてて意外と気づけなかったです。

原因解明のため、自分が主軸としていた国語Rのプレイスタイルを振り返ってみました。そうしたらあっさりとそれらしい結論に達しました。自分は国語Rは全部ローマ字読みで、日本語を一切読んでいません。おそらくそのような読み方をしている人は少数派だと思います。最大のメリットは、自分が打っている速度と同じ速度で視線を動かせばよくてわかりやすいことでした。例えば「arufabetto」というワードがあったら、それを見て読んで、頭の中で「アルファベット」と日本語に変換しつつ文字を入力し、その入力速度と同じ速度で視線を動かす感じです。このうち方の問題点は、長文になるほど読みにくくなっていくことです。タイプウェルみたいに区切りがあるからこそ成り立っていた認識法な気がします。

また Weather Typing も打ってはいたのですが、このゲームには自己ベストを狙う上では初速は関係ありません。なので日本語とローマ字の両方を見て打つということをしていました。このゲームだからこそ可能な方法ですね。

さてさて、そんな形でタイピングをしていたわけですが、対戦では悠長なことはできません。短文を素早く認識して打鍵につなげなければいけません。上の2つの認識法ではとても太刀打ちできません。視線が全く安定していません。そこで認識の仕方を根本的に見直し、日本語の認識を主軸とした打ち方を鍛えます。今のところは読むのは日本語で、ミスしたかどうかは指の感覚で把握する方法を想定しています。

普通にタイピングゲームを遊ぶほか、一定の割合で固定文練習を混ぜるのがよさそうです。タイピング歴の中で固定文練習はほぼしてこなかったのでイメージがつかみづらいのですが、そこはやりながら調整していきたいところです。

ちなみに副産物として、初見の文章入力の速度向上を狙っています。

※初速の上ではローマ字読みが早い可能性があるが、現段階では保留。

 

・空間把握能力の向上

空間把握能力……一言でまとめるのは簡単、しかし実際にどうやって伸ばすのってなると難しいお題。少し自分の考え方についてお話します。

自分はもともと乱打して不安定な打鍵をしていたのですが、そこから脱却するために "1打1打打つ" ということを意識し始めました。 "1打1打打つ" 、これもまた難しいところですので説明を加えます。タイピングはほぼ同時に数文字を押すということを続けていきます。この "ほぼ同時" というのが重要で、"同時" ではないのです。"1打1打打つ" に関する自分の解釈は、"連続する2打鍵において指の感覚で順番通りに打てたと把握できる打鍵をする"としています。これはかなり重要だと思っていて、自分が順番通りに打てたかどうかわからないような同時打鍵をしていると、タイピングをしていて自分がミスしたことに気づかない、もしくは自分が正しく打てたかの確認に意識を使わざるを得なくなって先読み力が低下する、そういった害が生じます。ついつい速度を求めたくなる競技タイピング、でもこれを犠牲してはいけない。

そうやって"1打1打打つ"ということを始めてから、少なくとも明らかな乱打タイパーからは脱却したと思っています。打鍵に安定感が出ました、正確性も上がりました、よしよし。

さて、ここで自分のタイピングには悪い癖があります。例を挙げたほうがわかりやすいと思うので「nihon」というワードを例にします。自分の運指だと78797になります。自分が打つとどうなるか、まずnを7で押します、その位置を基準としてiを8で押します、その位置を基準としてhを7で押します、……となります。正直に言ってこの打ち方では手の形が大きく変わるようなワードで極端に遅くなります。

このあたりは百聞は一見に如かずで、トップタイパーさんの手元動画をぜひ見てください。片手に集中するワードも超高速で打ち切っています。これを目指すためには、今の自分の打ち方では絶対に無理です。

これが自分が今年頑張って伸ばしたいと思っている力 "空間把握能力" と考えています。相対座標から絶対座標へ、しっかりと自分の指の位置を把握する力が求められます。どうすりゃいいんだ……。見通しは立っていないですが、ここまで解釈すればある程度練習法につながりやすいのではないかと思います。固定文の練習とかよさそうじゃない?

 

 

この2つが今後レベルアップしていくうえで重要なところかなと分析してます。(細かいところを上げるなら、指の動きをもっと最小限にしないといけないなーとか色々あります。)この辺り練習したら、速くなるかあまり変わらないか、どんな結果が生まれるんでしょうね、自分もわかりません笑。試行錯誤しながら模索します。

どんなことを考えて練習してるかを伝えるのって意外と難しい。なんとなくでも自分が何を考えてるか伝わっていたらと思います。

ではでは。

2021年タイピングの総括

いよいよ今年ももう終わりですね。大きな事故も病気もなく無事1年過ごすことができました、素晴らしい。
来年の抱負についてはもう書き終わっていて、1月1日に投稿しようと思っています。
この記事では単純に記録の整理のみにします。

<自己ベストの整理>

タイプウェル国語R
総合 1132378 ZJ => 1140807 ZI
常用 27.057 ZI => 25.706 ZH
カタ 31.636 XX => 29.526 ZJ
漢字 31.035 XX => 29.061 ZJ
慣こ 30.837 XX => 29.194 ZJ

タイプウェル国語K
総合 1055813 XF => 1104172 XA
常用 42.994 XE => 31.345 XX
カタ 47.385 XG => 40.987 XD
漢字 45.546 XF => 36.862 XB
慣こ 45.268 XF => 35.289 XA

タイプウェル英単語
総合 1132079 ZJ => 1133213 ZJ
常用 32.195 ZJ => 31.628 ZI
A-F 34.455 XX => 更新なし
G-P 34.214 XX => 更新なし
Q-Z 34.862 XX => 更新なし

タイプウェルオリジナル
総合 1130154 ZJ => 更新なし
のみ 29.058 XA => 更新なし
混在 33.179 XS => 更新なし
すべ 39.197 ZH => 更新なし
数字 22.431 ZH => 更新なし

e-typing
腕試しR 657 pt => 更新なし
腕試しK --- => 333 pt
腕試しE --- => 647 pt

Weather Typing
ローマ字 --- => 87858 pt
かな --- => 55405 pt


<感想>
かなり速くなりました、よい一年だった

運指と最適化について

前回は初めての記事としてモチベについて書きました。概念的過ぎて書くのが難しかったです。(ブログ初心者が無理して書くものじゃないですね…)

 

今回は運指と最適化の話を書きます。理論というよりは自分の経験が主です。

 

 

最適化が何のことかわからない方へ

タッチタイピングについて調べると、Aは小指で、Fは人差し指で、といった表をよく見かけると思いいます(標準運指といいます)。最初はキーボードを見ずに打つのは大変かもしれませんが、その表のとおりに指を動かすとタッチタイピングを習得しやすくなります。

普通にパソコンを使うだけならそれでいいのですが、タイピングスピードを競う競技タイピングの世界では、あえて標準運指通りに打たないというテクニックがあります(最適化といいます)。

"かみ"は"kami"より"cami"のほうが速い、"nu"は人差し指で連打するより人差し指と中指の2本で押したほうが速い、などです。

最適化については様々なパターンがあり、詳細は他サイトをご覧ください。

本記事における最適化の話は自分の偏見がかなり入っており、一般的とは言い難いため初心者の方が読むのはお勧めしません。

 

 

今の運指表

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最適化を多数取り入れています。

 

 

最適化を導入したきっかけ

これでも昔は完全な標準運指でした(CとKの使い分けやXNは使っていた)。

国語Rで総合XSの時、力いっぱいキーボードを叩いて乱打していたために指を痛めてしまいました。(1か月間くらい痛みが引かなくて泣きそうになってました)

最終的に良くなって事なきを得たのですが、このままのタイピングではいけないと思い、自分の打鍵を大きく見直すことにしました。

脱力と正確性を意識した打鍵を目指したのですが、今までの過程から乱打することしか知らないために、速度を落とすことが上手くできません。

そこで半強制的に速度を落とすために、最適化を導入したのが始まりです。

 

※楽器や音ゲーの経験がある人ならこの辺りもっとうまくやれたのかもしれません。

 

 

自分の最適化の考え方

自分にとって最適化は、速くするためという意識は薄くて、安定させることや脱力できるようにすることが目的です。

そのため、最適化を導入して理論的には速くなるとしても脱力が難しくなると考えられる場合には、その最適化の導入は早々に諦めます。

ほとんどは理論的に導入していったものですが、一部にはなんとなく打ちやすいからという理由で導入したものもあります。

 

 

自分の導入した最適化

<右手小指の封印>

自分は右小指は指の力が入りにくく、手首・腕・肘などに力が入りがちです。また薬指と長さが違いすぎて扱いに苦労します。使用をやめました。

ちなみに左小指はしっかり力が入ります。

<Cを左人差し指固定>

標準運指では"C"は中指ですが、長い中指を下段に持っていくのはバランスがとりにくいです。また日本語入力では"C"を人差し指でとると"E"絡みでの連打が減ります。

英語入力でも"C""E"の連打は多数あるのでこの最適化は合理的です。"C""T"や"C""R"の連打も頻出で連打が増えますが、手の構造的に"C"を中指で押した状態で"R"や"T"を人差し指では押せないので、速度的にデメリットにはなりません。

<その他最適化>

de:43

nu / hu / nm / nj:78

yu:78 / 47

you:497 / 797

ryou:3497(ryoku:34987)

be:42 / 73(標準運指の43は打ちにくい)

<標準運指のままにしているもの>

hou:797 → you:797よりは打ちやすいので最適化しなかった

chou:4797 → ryouと違ってtyou:3497は難しかったです

ki:88 → 自分に合った最適化がなく、また連打でもそこまで困らなかった

za:11、ze:13 → zを2でとるのは難しかったです

 

 

最適化を導入して変わったこと

タイピングを始めて以来何年と積み上げてきた乱打の癖を除くは大変なことであることは想像に難くなく、1年以上かけて一からタイピング方法を見直しました。

結果として当初の主な目的であった脱力や正確性の改善という目的は達成されました。

その後は総合XSから総合ZJまで一気に駆け上がりました。

当時は速くなることを全然考えてなかったため、なぜこんなに急激に速くなったのか理解できませんでした。

今ならある程度は理由の想像がつくのですが話の本筋ではないので略。簡単に言うと、認識が追い付いてないのに指を動かしているために力が入り、自分が正しく打てたかわからないために、打てたかどうかの確認にも意識を向けないといけなくなり、認識力が低下し……という悪循環をしていたのかなと。

一見すると、最適化関係ないの……と言いたくなるかもしれません。でも実際はかなり寄与していると考えてます。無理な指の動きが減って脱力しやすくなったり、連打が減って速度の緩急が減ったり、あとは一部ワードを高速化できたり(一般的な最適化導入目的)。

 

 

かな入力の運指

かな入力の運指も掲載しておきます。

 

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かな入力の運指の考え方

かな入力の標準雲指は右小指の範囲が広すぎて非効率と考えます(多くのタイパーが同意見だと思ってます、違ったらごめんなさい。)

そのために運指に工夫が求められますが、その工夫の仕方については自由度が極めて高く、それが面白いところであり難しいところでもあります。

人によっては標準運指を1つ横にずらしたり、親指を使ったりしています。

自分は、右手の指の伸ばす方向を2方向にするイメージで最適化をしています(下記の図を参照)。

 

f:id:tetratype4:20211030223540p:plain

 

”よ”で右人や右薬を使うのに右中を使用していないのは違和感を感じるかもしれませんが、そういった理由です。

"ら"で使い分けを増やすとキーの距離感の把握が難しくなるという理由で中指を使いません(かな入力で運指の理想を求めすぎると逆に打鍵を組み立てるのが難しくなる)。

 

 

以上、自分の最適化について語らさせていただきました。

運指表はその人のタイピングの個性がでるので面白いですね。

タイピングのモチベの維持

自分のタイピングのモチベの維持について考えてみました。

かなり個人的な考え方が含まれるので、筆者の独り言だと思って読んでいただければ幸いです。

 

①自分の苦手なところばかりを考えないようにする

タイピングの速さを競っているので、うまく打てたら嬉しいし、うまく打てなかったら落ち込みます。うまく打てなかったとき、どうしても自分のダメなところに注目しがちです。それは自分の弱点を知り成長していく上で重要な視点です。でも、ずっと自分の弱点に目を向けているとつらくなってきます。

そんな時、自分が考えていることです。唐突ですが、自分はタイピング界においてトップに立てると思っていません。真っ当な自己評価だと思います。であれば、トップレベルのタイパーの打鍵と比較して自分はうまく打てない、と考えるのではなく、トップレベルのタイパーの洗練された打鍵からある程度は妥協できる、とも考えられます。

苦手が得意になったら最強ですが、なかなかうまくいかないものです。トップを目指すのでなければ、苦手なところを無理に伸ばそうとしなくてよいのではないかと思います。

例えば自分は初速が遅いですが、それを縮めようとしておらず、むしろ受け入れて一打目から全速力で打ち始めたり、打鍵や精神面の安定を買ったりしています。結果的にタイプウェルでは速くなっていると思います。

e-typingでは多少は初速を意識していますが、それでも0.5秒を切れなくて遅めです。いつか初速を伸ばす練習もするかもしれませんが、とりあえず今は放置で、別の要素を伸ばしています。

以上、苦手なことばかりを考えないようにする話でした。

 

②成長を急ぎすぎないようにする

タイピングは、最初のうちは打てば打つほど伸びます。そして、ある程度の速さに達すると、成長はゆっくりになっていきます。その時から、打つだけの練習から、考えて練習することが求められます。さて、どうやって練習方法を考えるでしょうか。

練習について考えていることはたくさんあり、また別の記事に詳しく書こうと思います。今回その一部について書きます。

ある練習方法を考えて、いつその練習の成果を判断しますか。明らかにうまくいかないと感じたら、もちろんその練習はすぐにやめるべきです。でも、長期的な視点で練習の成果を判断しないといけないところを、数日うまくいかないからという理由でリタイアして、自分は駄目だー、と考えていないでしょうか。

例えばですが、最適化を導入して、数日後に遅くなったからやめるというのは違和感があります。また、乱打していた人が正確性を意識して練習しても、数日で成果が出るものではありません。

今まで何か月、何年と積み重ねてきた自分のタイピングスタイルを変えるわけですから、それなりに時間はかかるものです。成果が出る時期(とそこまでモチベを保てるかどうか)についてはしっかり考えたほうがいいかなと思います。

似たような事項として、新しいタイピングゲームを始めたときにうまく打てないと思うものです。多くの場合は今まで遊んできたゲームとは違う能力が求められるので、それは当たり前のことです。最初はうまく打てないもの、ゆっくりうまくなっていくもの、と考えれば入り口でつまずくことは減ると思います。

 

 

まだまだ書きたいことたくさんあるけど、すでに長文なので今回は終わりです

書くの疲れたー、頑張った自分を褒めたい。

長文を書いた経験が少ないので意味わからなかったらすみません。文章力も成長を急がずにゆっくり成長していきます。